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お守りペンダント かぐや姫のまめ知識


 
根竹と摺り漆

竹根(たけね)ともいわれる根竹は、その名の通り竹の根っこ。あまり目にすることのない地下茎です。 竹というからには中身が“からっぽ”をイメージしますが、根竹は中身がギッシリつまっています!実は博國屋スタッフも職人さんに見せてもらって「えっ!これ竹なん!?」と驚いてしまいました。ところで“地震が起これば竹林に逃げろ!”といいますよね。これは根竹が木の根のような独立ではなく、お互いに絡み合い、広い範囲に張りめぐっているから土砂崩れが少なく安全なんですね。つながることで強くなる。お守りペンダントに共通するところを感じました。  根竹は空洞がないんです。
↑根竹空洞がなく節以外も密につまっています。 

 

 

根竹と摺り漆
素材の持つ質感をだす摺り漆仕上げ。  “摺り漆”とは生地に生漆を塗っては拭いて、塗っては拭いての工程を数回おこない表面に漆膜を薄くつける技術です。 素材のコーティングとともに、根竹の風合いが美しく引き立ち落ち着いた色艶になります。
断面の色が濃くなるのは、側面とことなり導管(水分を送る管)が漆を多く吸収するため色の濃淡が生じるのです。


摺り漆には“本漆”を使用しています。
摺り漆 ビフォーアフター
摺り漆 ビフォー(左) アフター(右)

 

蒔絵技術について職人さんがこんな風に教えてくれました⇒『蒔絵を砂絵と置き換えて考えてみると分かりやすい。砂絵は糊を塗ったところに色砂を掛けるでしょ。で糊の箇所だけ砂が残り模様ができる。蒔絵も同じやり方だよ。まぁ蒔絵は奈良時代に始まった技術だからこっちが先かな。笑』  
かぐや姫の蒔絵模様 蒔絵の技法で描かれている「かぐや姫シリーズ」の金文字は二種類。
@写真左は、観音さまを表す梵字(ぼんじ)です。古くより、人生のあらゆる災難や恐怖をすくってくれるとあり、このような除災招福のありがたい観音さまにあやかりたいという思いを込めてデザインとして取り入れました。
A写真の右は、重なった二つの□が本漆塗りと相まってモダンにしあがっています。この図案は繋がり合うことを表現しています。

「かぐや姫シリーズ」の蒔絵は、京都の蒔絵職人さんにより、一品一品手書きで描かれています。

 


細やかな「しぼ(凹凸)」

「かぐや姫」のお守り袋は、正絹の京ちりめんを使用しています。
光の加減により輝く生糸の美しさに吸い込まれそうです。日本の美ですね。

かぐや姫 お守り袋
この中に「かぐや姫」が入ります。

京丹後ちりめん

美しい絹の輝き
縫製は京都の呉服通りの新町通りで京ちりめん細工を扱っている女性の手により、大切なものを入れるための袋として丁寧にお作りしています。

 

かぐや姫エクセレントは京の伝統工芸士の塗師(ぬし)職人の
  精魂が込もっている本漆塗りの工芸品です。
  漆黒、本朱、溜め、どれも色ツヤの美しさは本物です。 

本漆です。粘り気が強く独特の匂いが工房にただよいます。
漆にカブレた経験のある方は見ただけでも痒くなるかもしれませんね。ご注意ください!

写真の漆は溜色です。

木ヘラで取った漆を、卓上で混ぜるようにしっかりと練ります。

木ヘラで漆を練るために磨り減っているのが見られます。この机は先々代から使われている使い込まれ馴染んだ机です。

かぐや姫は小さいので、特製の道具を使って塗りをします。
漆を塗る刷毛は、なんと女性の髪の毛。漆は粘着性が強いので、それに負けないハリとコシがある髪の毛として、ツバキ油などで手入れをしていた頃の黒髪を使います。現代人の髪ではなく少し昔の方の髪を使うためこの刷毛はもう作っているところが少なくなり、道具も貴重品になっています。
(この刷毛一本で20万円って・・)
伝統工芸品は道具からちがいますね。
塗師職人が一番神経を研ぎ澄ます工程(節上げ)。 乾燥中に付着するホコリやチリを除去します。塗りの何倍もの時間を掛け、呼吸を忘れるほど集中します。
鶴の羽を削った道具を使います。

漆は湿気を吸って硬化します。このあとは塗師風呂(ぬしぶろ)という湿度の高い押入れ(?)に入れて硬化させます。
写真の「かぐや姫」は逆さにしてもとれない強力な粘着糊のついた道具に引っ付いています。これは塗師風呂の中で、漆が垂れて偏らないように時折逆さにするためです。 そんな使い方もする塗師風呂は回転風呂とも言われます。

これでほぼ完成です。ここまでできるのに、竹職人、下地職人、塗師職人の手に掛かりいくつもの工程を経ます。最後は蒔絵師さんの出番です。
一人で作るのではない伝統工芸の世界では、それぞれの工程で手を抜くことはできません。伝統の技術と職人魂によって「かぐや姫」は一品一品、お一人お一人のために精魂込めてお作りしています。

   


 

 

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